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空き家改修事例

ここでは、「空き家・中古住宅リフォームコンテスト」に応募いただいた事例をご紹介しています。

事例
佐賀葦葺き屋根の住まい

空き家・中古住宅を購入・改修した経緯

当初、空き家に住む人を探していたのですが、なかなか見つからず、大分県に移築する予定でしたがここで改修して住んでみたい人が見つかり、現地で空き家を改修することになりました。

 

工夫した点・アピールポイント

室内の改修は、古さを活かしながら新しい価値を生み出すデザインを心掛け、懐かしい雰囲気を残すことによりリラックスできる空間作りを目指した。
梁や柱はそのまま活かし、既存の瓦・床板・天井板・建具も様々な場所に再利用することで廃棄をできるだけ抑えている。
歳月を経た梁や柱は住む人に安心感を与え、ふんだんに使われている木が豊かな温もりを醸し出しゆつたりとした心穏やかな生活に誘つてくれる。建物の四方には再生した庭が広がり光や風に季節の移ろいが感じられる。

苦労した点

屋根の葦葺き材が文化財修復のために佐賀県になく、滋賀県の琵琶湖の葦をはこんでもらい、使うことになり、工事費が倍になつたのは予定外でした。SDGsが叫ばれる今日、空き家を改修することは木材の有効活用につながる。
既存の木材を可能な限り活用し傷みがひどかったり、ない場合は、ストックしている古材や新しい県産材をくみあわせ、よりよいものにしました。

 

空き家・中古住宅を利用してよかった点

100年の時を経た佐賀県独特のくど造り葦葺きの空き家を、「昔ながらの良さは生かし自然環境に配慮した住まいを残したい」という建て主の願いで現地改修。
木材の廃棄をできる限り抑え、梁や柱はそのまま活かしたことで木が持つ安心感や温もりが感じられる。
将来的に「終の住まい」にという願いもあり、バリアフリーも完備した快適な住まいに蘇った。

 

 

BEFORE AFTER

 

 

物件詳細

物件建築時期 築100年
改修工事期間 1年8か月
費用(空き家・中古住宅購入費) 6,500,000円
費用(設計費) 4,200,000円
費用(改修工事費) 49,000,000円
改修後の用途 専用住宅
主な改修内容 全体的に改修している。屋根は全て葦で葺き替え、外壁は漆喰塗り、板張り。
内部は既存天井を清掃し、壁は漆喰塗り、床は畳敷と杉板張り、トイレ、浴室、台所も改修。

設計者情報

設計者 ie工房 弘祐
ホームページ http://www.iekobou.com/(外部サイト)
メールアドレス zvd00406@nifty.com
電話番号 0954-62-7443

 

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