建物状況調査(インスペクション)
建物状況調査(インスペクション)とは?
専門の建築士である「既存住宅状況調査技術者」が、ひび割れや雨漏れなど、建物の劣化や不具合について調査を行うものです。
- 建物の耐力に影響するようなひび割れや損傷、腐食などがないか。
- 屋根や外壁などに、雨漏れするような劣化や損傷がないか。 など
写真出典:国土交通省「建物状況調査(インスペクション)を活用しませんか?」
図出典:国土交通省「建物状況調査(インスペクション)活用の手引き」
建物状況調査(インスペクション)を行うメリットは?
この調査を行うことで、住宅を売る側だけでなく、買う側にもメリットがあります。
調査はどのくらいかかるの?
費用と時間の目安は以下のとおりです。
調査費用:6万程度 |
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※調査する時間や費用は、調査する業者や住宅の種類により異なります。
※調査費用は調査の依頼者の負担となります。
調査をしたい場合はどうすればよいの?
調査は、専門の建築士である「既存住宅状況調査技術者」に依頼して実施します。「既存住宅状況調査技術者」は、以下の検索ページから探すことができます。
既存住宅売買瑕疵(かし)保険について
既存住宅売買瑕疵保険は、中古住宅の検査と保証がセットになった保険です。この保険は、住宅専門の保険会社(住宅瑕疵担保責任保険法人※)が登録検査事業者を被保険者として保険を引き受けるもので、万が一、引渡しを受けた建物の保険対象部分に瑕疵が見つかった場合は、その補修費用をまかなうことができます。
この保険を利用するためには、住宅瑕疵担保責任保険法人に登録された検査事業者に検査を実施してもらう必要があります。
※住宅瑕疵担保責任保険法人:国土交通大臣が指定した住宅専門の保険会社